何らかの発達障害や情緒障害、またはその疑いがあるお子さんの場合について。
まず最初に、発達障害はその人の特性であり悪いことではありません。また隠すことでもありません。
一人ひとりの顔が違うこと、一人一人性格が違うこと、髪の色瞳の色、千差万別です。
それと同じような特性だと思います。
しかし偏見や差別ではなくて、発達障害と言う特性があるならば、その特性に真正面から向き合って受け止め、どのような生き方や教育が合っているかと言うことを保護者様には真剣に向き合って考えていただきたいと思っております。
発達障害、自閉スペクトラム症(ASD)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)自閉症、情緒障害、その他、なんらかの診断をされたお子さんの場合の注意事項です。
当事者寺子屋は、発達障害の専門的教育機関や施設ではありません。
しかし、インクルーシブ教育として何らかの支援が必要なお子さんも受け入れはしています。
※インクルーシブ教育とは、障害の有無に関わらず一緒に学びをするという統合型教育。
発達障害のお子さんへの個別対応や個別指導はしませんが、一緒に学びをしていきます。
当寺子屋の先生やスタッフは、教員免許保持者が大多数ですが、臨床心理士や公認心理士、言語聴覚士、作業療法士、障害児教育の専任教員が常駐している訳ではありません。
当寺子屋は、定員が10名程度で先生やスタッフは3名程で対応しています。
小集団(10名前後)の団体行動ができるお子さんを中心に受け入れをしています。
見学や体験時に必ず発達障害の疑いや診断をされている場合は、その旨をお伝えください。
受け入れた後に発達障害や何らかのグレーゾーンで個別対応やマンツーマンでの対応が必要となった場合は、どのようにカリキュラムに参加していくかを保護者と共に相談をして進めていきます。
その他、日野市教育センターや各学校の先生方、発達支援センター エール等と情報共有をしています。
他地域から来る場合も、お子さんが在籍する学校の先生方と連携や情緒共有をさせて頂いています。
学校での様子、授業態度などもお伺いさせて頂きます。
より良い教育環境を整えていけるように、お子さんたちのために安心できる場の提供をするようにしています。